- 2025年7月12日
夏の到来!熱中症にご用心・・・
いつもありがとうございます。津田小児科です。
今年はあっという間に梅雨が明け、熱中症アラートが出るような真夏の暑さが連日続いています。セミの大合唱も始まりました。
そうなると心配なのが、熱中症ですね。
日差しの強い屋外だけでなく、室温が高く風通しの悪い屋内や湿度の高い環境でも、熱中症のリスクは高いです。
私が中高生だった頃の閉めきった体育館の中がまさにそんな環境でした。(四半世紀以上前ですが・・・。今はエアコンあるのかな・・・。)
お子さんの屋外での活動中や、屋内での部活中など、熱中症要注意です。
水分補給が十分できていなかったり、睡眠不足や体調不良がある状態も、また、汗をかきにくくすぐに熱がこもって顔が真っ赤になってしまうような方も、ハイリスクです。
一見熱中症と気づかれにくい症状かもしれませんが、生あくび、めまい・立ちくらみ、筋肉痛・筋肉のつりは、すでに熱中症を発症しています!見逃さないようにしたいです。
すみやかに、涼しい場所で体を休めて、体の冷却(特に首まわりをしっかり!その他、脇・足の付け根)、水分補給をしましょう。
頭痛や吐き気が強い、だるさが強くて動きたくない、頭がぼんやりして会話がゆっくり、こんな状態の時は、冷却・水分摂取のみでなく、医療機関の受診が必要です。
呼びかけても反応が乏しいような意識障害のある時、まっすぐ歩けない、けいれんを起こしている、などの時は、遠慮せずに、即、救急車を呼んでください。
熱中症の予防として、のどがかわく前に時間を決めて水分補給することが大事ですが、特に、起床時、外から帰ってきた時、運動前・運動中・運動後、入浴の前後、寝る前などには、コップ1杯の水分をしっかりとるようにしましょう。
そのほか、睡眠不足や体調不良のある時は、暑いところでの活動や運動は無理をしないようにしましょう。
栄養、睡眠をしっかりとり、熱中症を適切に予防して、夏を乗り切りましょうね。
みなさまの中で、ひとつでも多く楽しい夏の思い出ができることを、応援しています!
